夏目とにゃんこ先生

夏目友人帳が最終回で、来週からどうしたらいいのかおろおろするばかりです……いや早く寝ればいいだけなんだけれど。
最終話はカイの話でタイトルは『人と妖』、原作よりちょっと優しい気がするのは最後に花見のシーンがあるからかなぁと思います。少しずつ最終回仕様に変わっていた気がします。
こうやってしゃべって動く名取さんを見るとやっぱり胡散臭いこの人!と思わずにはいられませんが、やっぱり優しい人ですよね。あと格好良かったですやっぱり。それと多軌と田沼が仲よくしてると何となく嬉しい。夏目を通じて繋がる関係ってのも、夏目的にもいいことかと思います!
その夏目がカイの為に躊躇いなく身を呈する姿にはそりゃ、にゃんこ先生も「自分を大事にせんか!」って怒りたくもなるけれど、でもそれでもそうする夏目を愛おしいとも思う。それは他の妖も、名取も、おそらく怒りはしないけれど藤原夫妻も似たような気持でいるのだろうなぁ。
「妖に構ってもらわなくても、もう君を気にかける人は増えただろう?」の問いかけにその場では答えに詰まってしまったものの、「俺にとっては名取さんもカイも大切なんです」と主張できるようになった夏目の成長も嬉しいです。

1期も2期も空気が自分の地元を思い出すようなもので、余計に見入ったのだと思います。とても綺麗な終わり方だったので、さみしいけれど満足です。これはもうDVDだなー(CMを見るたびにそわそわしてしまう)。