見始めてしまったのが

始まりでして。もう寝る準備万端だったのに『安楽椅子探偵解決編』見てしまった……ビデオも録っているのに、明日用事あるのに!!
という事でもう寝るんですけれども、簡単に感想。
前回は何度も見返して一応犯人当てて、推理は一個だけポイント外してしまった!って感じだったんですが(自慢にならない自慢)、今回は見返す余裕がなかったので一回しか見てません……もっかいぐらい見とくんだったなぁ。ちなみにAD(風邪を引いている方)が犯人と思ってました。*1一応、ノートの表紙と声、というポイントは分かった。
で、この二つのポイントは初見の私でも分かるぐらいなので、なるほど原作者のお二人が言う通りに割と簡単なのかなーとも、一瞬思ったのね。ちょっとだけ。でもすぐに、この二つのポイントを考えれば考えるほど難しくなってきて、むむむ……。
正直、劇団員のかおりが犯人!って分かった瞬間「何だそれ!」と思ったんですけども、けども。綺麗に解決されてるのを見ると文句の付けようがない。つか、こういう推理に先入観持ったらいけない、条件はしっかり読み込む、って事の大切さを痛感。「犯人の氏名」と書いてあるとどうしてもメインにばかり目が入ってしまうのだけれど、それってやっぱり「2時間ドラマの推理物の犯人を出演者で当てる」と同じ事なんですよね。
こうやって、きちんと与えられた材料で推理を組み立てれば犯人に必ず行き着く、という醍醐味は他のドラマじゃ味わえないよね。解決編までのこの一週間も、待ちきれない反面「まだ待って、考える余裕が出来てから解決編流して」とかも思った。犯人を早く知りたいけれど、でも自分でも当てたいという。そして個人的に解決編のあのノリがとても好きです。論理尽くしだけれど、単調にならない工夫が素敵。


無事解決編も終わった後は、これも楽しみのインタビュ。原作者のお二人自身は何度見ても「騙すより騙されそう」に見える。そして綾辻さんはもうちょっと若い頃に今みたいに「イケメンなんとか」というのが流行ってたら、そう言う風*2に紹介されてたかもしれないよねとか、割と本気で思う。でも有栖川さんの方がファッションセンスが良い、と弟の言葉。私もそう思う。
正解率は過去最低だったとか。まあ、再現ドラマの人っていうのはそもそも容疑者から外しちゃう人が多いんじゃないかと(外すと言うか、殆ど気にしてなかったと言うか)。だからか、お二人も会心!というよりしてやったり?って感じなのかも。
インタビュとかを読む限りは有栖川さんは自身と同名の登場人物(他にも職業や出身地と言った共通点が多い)を書かれていても、自分との距離を適当な距離で離している印象が強いんですが、それでも火村先生と言うよりは、アリスっぽいなぁと思う自分が居ます。どこがって、あのおっとりした関西弁と、最後の作中番組のポーズを一番ノリノリで決めてしまう辺り。*3


簡単に書くつもりが、うっかりインタビュの感想まで書き始めてしまったのでむしろ、ここ数日で一番長いエントリになりました。もう、いいや、明日のカラオケは寝てます。でも一応今から寝ます。

*1:一番多かった.

*2:イケメン推理作家とかなんとか…….

*3:そして私はこういう方のお茶目な仕草にアホみたいに弱い.