そうだ思い出した

舞城って戸梶圭太に似てるんだ。名前が出てこなくて、「あのほら、あれ書いた……」ってなってたら「戸梶でしょ」って言われてそうそう、それ!って。どれだけ記憶力低下してるんだろう。
そんなわけで、戸梶好きの人に貸したら好評でした、『土か煙か〜』。
で、有栖川の読んだら満足しちゃって止まってたこれ

貫井徳郎は「これぞ謎解きの為の短編」って感じで、考えるのが楽だし、楽しかった。名探偵は高飛車で、そういえば高飛車な名探偵は多いなぁと改めて思いました。まあ謙虚なら謙虚で厭味に聞こえがちなんだけど。
麻耶雄嵩が何だか上のには載ってないっぽいですけどいます。人数多いからかな。で、久々に読んだんだけどこの人普通に書くとキチンと普通の本格になるんですね。元気があるときしか読めない展開とトンデモトリックの長編も、読み始めると癖になって好きな作家なのだけど、これも面白かった。ちなみに探偵役について香月は意地悪だと言うけど、木更津は割に良心的な方だと思う。
霧舎巧は初めて読んだんだけど、他の作品を読もうって気にならなかった。推理合戦は「そんな皆が皆混ざるか普通」と思うけどそれは推理小説では良くあるある。ただ、他にトイレと洗面台使いたい人はえらい迷惑しただろうな、ってのは推理小説でも気になる。そして車掌は販売員が客の顔を覚えないことより、仕事をサボって歓談してた事を注意したほうが良いよとりあえず。

ひとまずここまで。安孫子武丸は実はSF読んだ事あるけど推理小説は読んだことないので楽しみ。法月倫太郎も暫くぶり。