読書

疲れた時はエッセイ

そんなわけで三浦しをん『桃色トワイライト』を読み始め。

年度まとめとかしてみる

年末に振り返ってみたかったけどできなかったので年度に覚えてる限りしてみようかなーとか。 印象に残った本をいくつか。 小説編 『夏期限定トロピカルパフェ事件』『秋期限定栗きんとん事件(上下)』 米澤穂信『春期限定〜』の時はいまいち小山内さんと小鳩…

最近読んだ本とか

氷菓 (角川文庫)作者: 米澤穂信,上杉久代,清水厚出版社/メーカー: KADOKAWA発売日: 2001/10/28メディア: 文庫購入: 17人 クリック: 956回この商品を含むブログ (574件) を見る犬はどこだ (創元推理文庫)作者: 米澤穂信出版社/メーカー: 東京創元社発売日: 20…

米澤週間

『犬はどこだ』を読んで現在『氷菓』読書中。 終わったら『愚者のエンドロール』か『インテシミル』読みたいなー。西尾維新の化物語もポロロッカしようか判断に迷い中。文庫になったりしないかなぁ。

読書の秋

北村薫のベッキーさんシリーズを読み始めました。今迄の探偵と私、とは少し違うベッキーさんと私、の関係性が面白いです。 今は『破璃の天』を読んでるんですが、英子から見て能天気であまり賢くない雅吉兄さんの言う事が時々ぞっとするほど当時の現実を意識…

秋季限定栗きんとんとか

秋期限定栗きんとん事件〈上〉 (創元推理文庫)作者: 米澤穂信,片山若子出版社/メーカー: 東京創元社発売日: 2009/02/28メディア: 文庫購入: 12人 クリック: 78回この商品を含むブログ (322件) を見る秋期限定栗きんとん事件 下 (創元推理文庫 M よ 1-6)作者:…

綾辻行人と有栖川有栖のミステリ・ジョッキーに夢中です

初めて読む作家とか、短編ばかりですごい面白いです。名前は知っているけれど、手を出すに至ってなかった作家とか。 以下ネタばらし含んでます。

時間ができたので積読消化中

と思ったんだけど、気づくと本が増えているという不思議な現状です。 『夏季限定フルーツパフェ事件』 前作よりずっと惹きこまれて面白かった。時期的にも初夏に読んだのが良かったのかも。『覆面作家の夢の家』 前に読んだような気がしていたけれど読んでな…

北村薫まつり

「ニッポン硬貨の謎」を読み終えた!最後まで「エラリーが来日した際の体験をもとに作り上げた国名シリーズを翻訳した」という造りに翻弄されながらもとても楽しめました。 北村氏の作品で推理があんな飛躍の仕方をしたら「疲れてるんだろうか」という感想し…

クイーンと北村薫

『ニッポン硬貨の謎』を読んでます。 北村さんの文章はするすると頭に入ってくる感じがして、気づくと読み耽ってしまいます。今回はもしもクイーンが小説のままの設定で日本に来て小説を書いたらという体で書かれた小説を翻訳した体で、時々頭がこんがらがる…

『犬神博士』を読んでるんですが、方言難しい。昔の言い回し+方言を読んでいると古典の時間を思い出します。しかし夢野作品の長編を読むのは初めてなので楽しく読んでいます。

好きだとか、嫌いだとか

一千一秒の日々 (角川文庫)作者: 島本理生出版社/メーカー: KADOKAWA発売日: 2009/02/08メディア: 文庫購入: 2人 クリック: 17回この商品を含むブログ (22件) を見る島本理生初体験で読んでみたんですが、程よく軽くて読みやすかったです。あとがき読む限り…

結局集め始めてしまった!

『ソウルイーター』面白いです。とても、ガンガンっぽいです。マンガでもマカは男前でした。そして絵の上達ぶりがよく分かります。 『荒川アンダーザブリッジ』も読み始めました。もうすっごい面白いです、好き。ちなみにこちらははじめから抜群に絵がうまい…

かわいそうな大人とかわいい子供

少女七竈と七人の可愛そうな大人 (角川文庫)作者: 桜庭一樹出版社/メーカー: KADOKAWA発売日: 2009/03/11メディア: 文庫購入: 11人 クリック: 61回この商品を含むブログ (102件) を見るこの作者の作品を読むのには、こちらも体力がある状態でないと持ってい…

失うという事、忘れるという事

ノスタルジア (角川文庫)作者: 埜田杳出版社/メーカー: 角川グループパブリッシング発売日: 2009/02/25メディア: 文庫 クリック: 3回この商品を含むブログ (9件) を見る喪失感も、喪失感を忘れる悲しさも、伝わっては来るのだけれどいかんせん主人公が最後ま…

編集長ナイスです

角川文庫の編集長シリーズが楽しいんですが、島本理生編集長が『ダリの繭』を選んでいて小冊子を持ち帰ってきました。選んだ理由がとても正直ですよね! 他の本も見ていたら面白そうだったのでこれを。一千一秒の日々 (角川文庫)作者: 島本理生出版社/メーカ…

有栖川有栖20周年

ここ最近すごいペースで有栖川さんの新刊が出ていて、10年弱程読み続けている私でさえ驚いているので、さらに長いファンの方はより一層驚いているのだろうと思ったら、実は今年で20周年だとか。むしろ驚かずにお祝いだとか。修行が足りてませんでした。とい…

キラキラした日々

ゴールデン・デイズ 第7巻 (花とゆめCOMICS)作者: 高尾滋出版社/メーカー: 白泉社発売日: 2007/12/18メディア: コミック購入: 1人 クリック: 16回この商品を含むブログ (33件) を見る表紙が堪らなくステキな新刊ですけど、まだまだ光也受難の回。 でもあの殺…

あの向こうに見えるのが

秋のミステリーフェアをひとりでまだまだ続けるつもりで『暗黒館の殺人』を読んでいます。長いよこれ!!2巻まで読み終えたんですが、そういえば綾辻行人の文章ってこんな感じだった……と思いだすのに1巻かかりました。私は良くも悪くも探偵小説的な文体なの…

輝いた日々

ゴールデンデイズの最終回を立ち読みで読むとかいう暴挙をかました自分を殴り飛ばしたい。泣いたじゃないか(さすがに危ないと思った瞬間閉じて外出たけど)。 流れとしてははじめからこの着地点が見えていたのだけれど、それでもどうしようもない悲しみと寂し…

読書の秋なので

絶望した、探偵ガリレオの出来があまりに予想通りすぎることに絶望した!やったね二期! 完璧な病室 (中公文庫)作者: 小川洋子出版社/メーカー: 中央公論新社発売日: 2004/11/01メディア: 文庫購入: 2人 クリック: 13回この商品を含むブログ (62件) を見るこ…

10月1日に

是非とも読み始めたい学生アリス。ぼんやり夢のように思い描いていたまさかの学生編の新刊を手に入れられるという現実。有栖川有栖の新刊ってだけでわくわくするのに、その上学生って本当ですかと、amazonで確認するまで信じられなかった。これを、マレー鉄…

服部まゆみ氏のこと

服部まゆみさんが亡くなられた、という事をこの間ネットで知った。新聞とってないし、テレビのニュースもあんまり見なくなってたから、全然知らなくて、もう1週間ぐらい経ってからのことで、それがまた変な感じだった。 この間、新刊が出たと思っていたのに。…

恋愛小説

恋愛中なら無性に恋愛ものの小説とか漫画とか読みたくなるかと思ったんですが、最近の少女漫画はなぜか無条件ハーレムだし、それでなくても大体はじめっからお互い好き合ってる幸せっぷりに手に取ってすぐ本棚に戻しました。かといって悲恋だとか、失恋だと…

たしなみ系

『すてきなあなたに』というエッセイ集があるんですけど、雑誌でも出ていることに驚愕。あれはすごい好きな本で、読んでるとほんのり暖かくなってきます。ああいう事を書けるような穏やかな人間になれたら良いなぁ、と素直に思える。2までしか読んでいない…

そうだ思い出した

舞城って戸梶圭太に似てるんだ。名前が出てこなくて、「あのほら、あれ書いた……」ってなってたら「戸梶でしょ」って言われてそうそう、それ!って。どれだけ記憶力低下してるんだろう。 そんなわけで、戸梶好きの人に貸したら好評でした、『土か煙か〜』。 …

ラノベかメフィストか純文学か

煙か土か食い物 (講談社文庫)作者: 舞城王太郎出版社/メーカー: 講談社発売日: 2004/12/14メディア: 文庫購入: 23人 クリック: 194回この商品を含むブログ (338件) を見る初舞城作品なんだけど、ああそう言えばこれメフィスト賞か!って気付いたのは買った後…

ノベライズ

『CSI:科学捜査班ダブルディーラー』と『ナイトヘッド』を殆ど同時期に読み始めたんですが、どっちもノベライズ。ノベライズにあんまり良い印象がなかったのを変えてくれたのが『CSI』で、思っていたよりは酷くないけれど微妙だったのが後者でした。話自体も…

犯人は多分これだ

みたいな、そんな感じで当てた「気分は名探偵」の有栖川編。本当はもっとちゃんと読んで、凶器の隠し場所から当てたんですけど。でもまあ、ちょろ甘?こうして人は調子にのるんだな、ってすぐ思い改めましたけど(だってうっかり解答編が、目にとまった後だっ…

週刊の速さと言ったらないよ

『放課後保健室』(水城せとな)の6巻が出るんですけど、5巻の続きが気になって本誌立ち読みとか言う事をした罰なのか、すっごい気になる展開でやきもきします。 紅葉のこれから立ち向かう問題は、何だか切ないなぁ。自分がされた事も許せないけど、身内がされ…