たしなみ系

『すてきなあなたに』というエッセイ集があるんですけど、雑誌でも出ていることに驚愕。あれはすごい好きな本で、読んでるとほんのり暖かくなってきます。ああいう事を書けるような穏やかな人間になれたら良いなぁ、と素直に思える。2までしか読んでいないので、やっぱり続きを買ってみようかな。

すてきなあなたに

すてきなあなたに

春なので楽しみにしてた新刊も続々と。思うに、書籍はハードカバーの時点を見かけて「あ!」と思ってその後文庫かを待つのであまり新刊を楽しみにする事が少なかったんですけど、漫画はその点大体が定期的に新刊が出て、尚且つ続き物なので楽しみにする事が多いよなぁ……と、気付いた次第。

D.Gray-man 10 (ジャンプコミックス)

D.Gray-man 10 (ジャンプコミックス)

ラビが出ている巻を読んで大人買いした後、シリアス続きの重い展開にちょっと買う手を止めてたんですけど移動中の暇つぶしに購入。思うに神田が2巻以来の活躍と言う気がするんですが。その割に人気があるみたいなので、つくづくインパクトって大事だと思う次第。


放課後保健室 7 (プリンセスコミックス)

放課後保健室 7 (プリンセスコミックス)

黒崎先輩の、祖父(か父?)の前でだけおどおどしてしまう、という感覚を読んでる側に「この感覚は分かる」と思わせるのがすごい。随所がファンタジーな設定なのになぁ。真白の設定を改めて読んで、やっぱり難しいと感じた次第。
ところで真白の鈍感っぷりも健在ですが、蒼のサイテー加減もすごい気がするんですが。蒼も紅葉も、真白の女性としての姿を何度も見ているし、事情を知っているので「女性なら女性として頑張れよ」と叱咤激励の最中なワケですが、傍から見ればごく普通に男性に見える真白に紅葉を叩かせて、「ほら叩くって事は女性なんだから、真白君は女の心を持ってる!」ってのはなかなか……。
真白自身が傷ついたのは確かに、蒼と紅葉のキスシーンだと思うんですけど、対外的に見て「元彼女の紅葉(しかも華奢な可愛い系)を男の真白がひっぱたくなんてサイテー」と思われたほうが、後々嫌だと思うんだ。まして真白は自分の見た目にすごいコンプレックスを抱えているわけだし。結局、二人にとって真白はこのぐらいされて当然なサイテー人間と思われているって事ですよね。何て、泥沼な、主人公だ!大原さんが恋しい。
そんなわけで、真白と黒崎先輩、蒼と紅葉という組み合わせで行くんじゃないかと思いかけた7巻。それでも最後の真白の告白はぐっときました。


キス&ネバークライ(2) (KC KISS)

キス&ネバークライ(2) (KC KISS)

早く三巻が読みたいです。