週刊の速さと言ったらないよ

放課後保健室』(水城せとな)の6巻が出るんですけど、5巻の続きが気になって本誌立ち読みとか言う事をした罰なのか、すっごい気になる展開でやきもきします。
紅葉のこれから立ち向かう問題は、何だか切ないなぁ。自分がされた事も許せないけど、身内がされたことも許せないのに、本人は意外と解決の方向に進んでるんですよね。そうなるといよいよ自分だけの問題になってしまうのが哀しくてやるせないよな。あの夕飯から部屋に駆け込むシーンは大原さんの回並に、涙腺緩んだ。
真白は頑張れ、ちょう頑張れの展開。でも黒崎先輩にはっきり自分の事を言えたのは成長ですよね。今までだったらどもってる内に先輩が誤解してそのまま、という展開だった気がするし。ああでもその黒崎先輩は何だか知ってて邪魔してそうでどきどきする。蒼の態度もきっついしなぁ。主人公の真白は相当優柔不断な性格で鈍感だけど、蒼も子供っぽいし、紅葉もつい最近までは自分だけが強くなった気持ちで人を見下したりしていて、端正な絵柄の割にどろっどろだよなと改めて思いました。紅葉がそこから抜け出してこれから、どうなっていくんだろうなぁ、ああもうすごい気になる。