輝いた日々

ゴールデンデイズの最終回を立ち読みで読むとかいう暴挙をかました自分を殴り飛ばしたい。泣いたじゃないか(さすがに危ないと思った瞬間閉じて外出たけど)。



流れとしてははじめからこの着地点が見えていたのだけれど、それでもどうしようもない悲しみと寂しさと、それでいてどこか満ち足りた気分になるというまさにゴールデンデイズを見させていただいたなぁ、と。途中までは、仁のそれからとか、光也の家族とのこれからとかに「ああこれ最終回なんだなぁ」という気持ちで読めていたのに、あのチェスを渡されてせきを切ったように感情を爆発させた光也に引っ張られました。
仁が慶光にどろどろこんがらがった感情をぶつけていた頃から見違えるほど優しく光也を思うさまが、あの最後の光也を抱きしめてるところでまた溢れ出してきて、どうしようもなかったです。


すごい哀しいんですがそれでも、最終回を読み終えて今、途中、光也がぼこぼこにされて生爪はがされるとかそういう展開になったときはどうしたものかと、そわそわしたのですが(生爪って!)、2年?3年?間違いなく一番楽しみにしていた作品がちゃんと大好きな作品として本棚に納められます。単行本も1巻から読み返したいけど、それはそれで、泣いちゃいそうだ。