読書の秋なので

絶望した、探偵ガリレオの出来があまりに予想通りすぎることに絶望した!やったね二期!


完璧な病室 (中公文庫)

完璧な病室 (中公文庫)

この間も病院に行って、病室に入ったけれどあの空気感って何なんだろうね、と読みながら改めて考えさせられた。生まれた時というのを除いても、記憶にないぐらい小さい時から病院にばっかり行っていて、お見舞いでもよく行くから病室は完ぺきな白さをたたえていないし、清潔さを維持し切れているわけではないことも知っていて、むしろ表題作に出てくる「完璧な病室」そのものに私の大事な人がいたらと考えると、やりきれなくなってしまうような気がする。病室が完璧な白や清潔さを持てないのはそこに人がいるからで、だからこそ、弟がいて尚完璧な病室であるという状況が哀しい。


ごたごた気流 (角川文庫)

ごたごた気流 (角川文庫)

表紙が変わってからのせられていると知りながらも買い続けている星新一集。中学の頃結構読んでいたんだけど、改めて読み返すと覚えてない話も多いので通勤のお供です。


人生激場 (新潮文庫)

人生激場 (新潮文庫)

三浦しをんのギャップが堪らない。私が語りはじめた彼は、も読みたいんだけど結構重そうなので今読んでいる本を読み終えてからにする予定。


死神の精度

死神の精度

ずいぶん久しぶりにこの人の作品を読んだんですけど、面白いです。まだ途中だけれど、雪山と死神の設定が面白くて好きで、やくざの話は伊坂作品の持ってる独特の格好良さが最後に炸裂していて、すごく好きです。


暗黒館の殺人(一) (講談社文庫)

暗黒館の殺人(一) (講談社文庫)

ついに文庫!しかも4巻!何そのボリューム!!!
まあ、講談社は字も大きめですし。
まだ『死神の精度』読み終えてないんだけど、こらえきれずに1巻購入。10月は新本格キャンペーン中?


女王国の城 (創元クライム・クラブ)

女王国の城 (創元クライム・クラブ)

私の大本命、大本命すぎて地元の書店で入荷待ち。あーもー。もー、まさか新刊が出ようとは!嬉しい!雑誌にも有栖川さんがたくさん載ってて大満足。ダ・ヴィンチは勘弁してくれと思ったけど頑張って立ち読みしてきた。本人はそんなことないですよ、って笑って言うけれどこの人の割に作家アリス的な言動がたまりません。
書店で「すいません、有栖川有栖の新刊ってありますか?」と聞いたら店員さんが「東京創元社から出ている『女王国の城』ですね?」とすらすら言ってくれたのが印象的。にこにこ、私もニコニコ、店員さんもニコニコで入荷が楽しみです。


×××HOLiC 12 (KCDX)

×××HOLiC 12 (KCDX)

ちょっと切なくて、次に期待しないとこれ以上読めない!ってぐらいの巻。
四月一日の涙にめっぽう弱い。強い子がなくと辛いですよね。ところで四月一日の意味って私には「嘘」ぐらいしか思いつかなかった。何なんだろうなぁ。