犯人は多分これだ
みたいな、そんな感じで当てた「気分は名探偵」の有栖川編。本当はもっとちゃんと読んで、凶器の隠し場所から当てたんですけど。でもまあ、ちょろ甘?こうして人は調子にのるんだな、ってすぐ思い改めましたけど(だってうっかり解答編が、目にとまった後だった)。
- 作者: 畠中恵
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2006/12/01
- メディア: 文庫
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あさのあつこは文庫本ラッシュなんですけど、一番気になる『No.6』の予想以上の暗さにまだ一歩を踏み出せず、とりあえず話が完結してから、という事で落ち着きました。『バッテリー』もまだ読み終えてないし。他のは図書館で見つけたら借りようかなぁ、という感じ。題名忘れたんですが別冊文藝春秋で連載していたのは途中まで読んでたから少し、気になる。
- 作者: 水城せとな
- 出版社/メーカー: 秋田書店
- 発売日: 2006/11/16
- メディア: コミック
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紅葉と真白の夢での別れは哀しかった。「人魚」に刺された時のモノローグもそうだけど、真白の時々見せるぽっかりしたものに、ひやりとしてしまう。
夢の中で真白が割といつも無遠慮に「気持ち悪い」という感情を出して、「好きでこんな姿になってるんじゃないやい」という人々を傷付けていくわけですけど、その実何一つ変わらない姿で夢に出続ける自分にそれが跳ね返っているという構図が何だか、すごい皮肉で悪趣味な感じで、ドキドキします。黒崎先輩はどんな出方をしてくるんだろうな。今回読みなおしてたら蒼に対して露骨に「真白が泣いてた」という情報をちらつかせてて、それまでの黒崎先輩っぽくなさ過ぎて、実はねちっこいとかかなーと予想。
- 作者: 高尾滋
- 出版社/メーカー: 白泉社
- 発売日: 2006/12/18
- メディア: コミック
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花とゆめで何を読まなくともこれだけは読む。むしろこれの為だけってのが正しい気がしてきた。フルバもついに終わったし。本誌ではついにじいちゃんが花をしょってきた。仁が贈る必要もない程に花で溢れた爺様。この大切な人以外にはとっても残酷、というのは『てるてる〜』の才蔵が義人に言われてた様に思うんですけど、それに反省の兆しをみせる仁に対して「お前の狭量で傷つくのは周りだろ」というばっさりとしたツッコミが素敵すぎた。仁の隣にいるけどいない光だから言えちゃうことだよな。
*1:ホーホケを何だと思っているのかと.