やまだたろーとその一家

山田太郎物語は割と楽しんでみてるんですけど、今日みたいな話はもにょってしまう。もうあのお母さんは山田太郎のお母さんじゃなくて、奥さんポジションなのが、山田太郎の苦労人の象徴のような感じですよね。
美人で、優しくて、おっとりしていて、全然嫌な人じゃないんですけど、あの1話で山田太郎が真夜中まで働いたお金を道端で絵を売ってる人に使っちゃったのが、いまだに受け付けない。あの絵がよくて買ったならいっそいいんだけど、あれって結局あの絵売りのお兄さんが「可哀そうだからお金をあげた」わけですよね。漫画だから誇張してるんだろうけど、あれがあるので、山田太郎すごい面白い!とは言えない自分がいます。
たぶん、こんなネガティブな感想も珍しいとは思うんですけど今日の回は久々にそれを強く感じました。雷が怖くて、不安で泣きやまない子供たちの中であやそうと必死だったお母さんは、なんだかちょっと可哀そうでした。