読書は良いね

誰の生み出した文化は知りませんけれど。

シメール

シメール

『この闇と光』の作者という事で借りたのですが、内容が似ている様で全く違うところが面白かったです。言葉が良くないかもしれないけれど、同じ変態にしてもキチンと気持ちを伝えるか伝えないか、受け止めてもらえるかもらえないか、で全然違うって辺りが。またこの作品のラスト数行で、「ああこいつってつまらない奴」って確信させられるところが好きです。それにしても、美少年とインテリ、という組み合わせが好きなのかたまたま私が読んだのが似通っていただけなのか。わ、私も好きですけれども。そしてこの人の文体も好きです。