ヤッターマン

ヤッターマン見てきました、ヤッターマンていうかもうドロンジョ様の映画でした!面白かった!下ネタ凄まじかった!



ドロンジョ様がすごいモテモテでした。そりゃあれだけ美人で可愛くてセクシーだったらそうなるのも当然ですけど。ヤッターマン2号ことアイちゃんも大層可愛かったんですが、扱いの差が歴然なので仕方ない。アイちゃんは普段着のツナギか2号のツナギしかないのに、ドロンジョ様はウエディングに下町の奥さまスタイルにコートに色違いまであるし、お風呂に入ったり可愛いネイルしてたりしてとにかくもう可愛い。でもまあ、そうする事でヤッターマンの絆の強さだとか、ガンちゃんの何だかんだでアイちゃん一番なところが引き立ったように思います。
と、そう言ってみたもののドロンボー一味がすごい目立っていて(アニメと違って映画は意識的にそうしてるのかなーと思うけど)、そればっかり印象に残りました。仲間思いなトンズラーもドロンジョ様一筋なボヤッキーも良かった。ドクロベエ様がちょっとあれでしたけど、アニメ版の最終回とか見てないので、まあこういう風にするしかないのかなーぐらいの感じです。


ヤッターマン側と言えば1号が毒を吸い出すために翔子ちゃんの太腿に吸いついたり(しかもだいぶ際どいアングル)、ヤッターワンで寝そうになったり吐きそうになったり。2号はドロンジョ様にそんなエグイ下ネタさせられませんと言わんばかりに一手に引き受け、翔子ちゃんに至っては転んで鼻血、拭う間もなくまた鼻血、ていうか顔も一人だけ泥だらけでしまいには両手両足がっつり広げて下山させられる始末です。しかも戦勝も結果的に3勝ですけどうち2勝はドロンボー側の自爆という。
それでもポーズを決めた1号とビリビリステッキで華麗に立ち回る2号は格好良いし、ヤッターヤッターヤッターマンは可愛らしいので、ヒーローヒロインは基本さえ押さえておけば割といけるものなんだなと思いました。


上のヤッターマン側の行動を見てもらえればわかると思うんですが、子供向けではないなーって思います!下ネタは下ネタなんだけど、小学生というより中学生、高校生の下ネタって感じで、「2号だけど2号さんじゃないからさんはいらないわ」に至ってはもはやオッサン向けかと思います。とりわけ翔子ちゃんはちゃんとヤッターワンにも1号にも最初から全て「さん」をつけてるので、わざわざそこで指摘させるという見せ方がオッサンの視点っぽい。
女子高生のみなさーんは、むしろその発想がなかったので逆に感心した!
ワッターワンだけは信じていたのに!って思ったりもしたんですけど、ここまでしておいてヤッターワンだけ無傷なわけないですよね、と最後には納得しました。


とにかく勢いと情熱が詰まった本気のバカ騒ぎみたいな映画でした。私はそういうの好きなので大分楽しめましたけど、親子で見に行ったら気まずくなること請け合いだとも思います!