先生が、動いて、喋る!

それだけで身もだえする今期。
今期は気合を入れて『懺・さよなら絶望先生』を見てます。3度目だけど、未だに始まる直前すっごいドキドキする。林檎!もぎれ!ビーム!毎回毎回予想出来ないような曲でくるので、楽しくて仕方ない。
本編は2期より1期寄りに見える?藤吉さんの隠れた才能が出る回は大体面白い。ていうか動きが!ぱねぇっす。
あと前回までのあらすじが地味に好きです。音にすると改めてシュールだなー(笑)。


他は出来るだけ見ようとして『化物語』と『ハルヒ』を今のところ観てます。
化物語』は戯言シリーズを読み切ってお腹一杯かなーという気分でいた西尾維新原作で、製作が絶望先生の所。阿良々木暦絶望先生の所。暦可愛いよ暦。感想としては鬼太郎寄りなキョンアホ毛がぴょこぴょこ動くの可愛いなぁ。
戦場ヶ原ひたぎという名前もそうだけれど、女性キャラクターを見ていると、戯言シリーズを読んでいた時のあの濃い感覚を思い出してきた。あのホチキスでばちんとやっちゃうところとか。
映像も面白くて何度でも観てしまうので、出来るだけ毎週観たいなぁ。


ハルヒ』はエンドレスサマーし過ぎてて良くわからん。原作だと割とあっさりした短編であまり気づかなかったのだけれど、それだけの無限にも感じられる時間を観察するという義務の為だけに過ごし続けて疲弊する長門は観ていられないですね。1万5千回って聞いたんだから、もっと何か、キョン達は努力するべきじゃないの?記憶にないから実感が持てない、という事なのかな。
そして一方で、原作だと結局キョン達が「ハルヒが何か悔いがあって夏休みを永遠に繰り返させている」事に気付いた上で「抜け出すために何をすべきか考えて」例の言葉を発する、という展開。これも考えてみると切ないですね。ハルヒの望んだことはこうでもしない限り、たとえ1万5千回ループしたとしても実現されなかった、という事だから。そしてまた、結果としてはハルヒの望みは叶えられ、ループを知らないハルヒはそれが偶然だと信じて疑わないし、ループをすべて記憶し続けた長門には何も残らない、というのが哀しい。